インター校生 どうやって国語を勉強する?【バンコクおやこ相談室2026年8月】
- あせすトンロー・プロンポン個別学習院

- 10 分前
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【ご相談】
子どもはインターナショナルスクールに通う小学生です。学校では英語を学習していますが、日本人である以上日本語からは避けられないと思うので、大人になってから困らないような日本語の力をつけてもらいたいと考えています。しかし、日本で購入したドリルなどをやらせようとしますが、なかなかやろうとしてくれません。読書もあまりしないです。どうしていくのがよいでしょうか。
【ご回答】
お子さまの年齢が今何歳か、また今の国語力がどれくらいかによってお伝えしたいことは変わっていくのですが、小学校の後半に差しかかった9~10歳くらいと考えて書いていきますね。
私たち講師の世界において、学習習慣をつけられるのは何歳までかという話になったとき、もっとも多い答えは10歳(日本の小4)くらいでした。そこから先はいくら働きかけても、本人の意志が変わらなければ行動は変わらないということが多いようです。裏を返せば、本人が必要だと思えば行動を変えることができるということでもあります。
しかしながら、この年齢になった子どもたちは、おうちの方の意見とは異なる自分の意見を持ち、主張してくるようになることが多いです。中には、「結論はほぼ同じなのに、素直にうんと言わない」とおうちの方が思われるようなこともありますね。それが原因で言い合いになってしまうというケースもたくさん見てきました。
ところで、おうちの方に対して素直に「うん」と言わなくなる年齢と、外の大人にはいい顔をしたがるようになる年齢は、だいたい同じくらいです。外で別の大人と話しているとき、やたら背伸びした話し方をする、姿勢がよくなる、言葉遣いが違う、と感じたことはありませんか? 「自分も早く大人の仲間入りをしたい」という気持ちの表れなのかもしれません。だから私は10歳くらいの子たちには一定の大人扱いをするようにしていますが、彼らは大人の話を思った以上に理解してくれている、と感じることが多いです。そのような子たち、「なぜ」「どうして」の入った話を聞くと、納得してくれることが多いです。ただ、おうちの方が相手だと理屈より感情が先に立ってしまって言い合いになることが多いようにも思います。
だから、私たちのような「親以外の大人」の力を使うことも考えてみるとよいでしょう。私たちはなんで勉強した方がいいのか、どんなメリットがあるのか、自分の将来にどう生かされるのか、などを子どもたちの様子を見て受け止め方を確認しながら説明できます。話してみると分かるのですが、これらのことを理屈では理解している子どもたちは意外なほどに多いです。だから、一度塾に通ってくれるようになると、なんだかんだは言いながらも、日本語の勉強もがんばるか、となりやすいです。(しかたないからやるか、という子もいますが)
日本人の気質として、枠組みが決まっているとそれを守ろうとするところがあります。学校や塾のように曜日・時間帯が決まっていれば、嫌なところがあってもそれを守るという気持ちは強弱はあれみんなが持っているものです。うまくそれを活用したいですね。
また、お通いの学校で学校で日本語の授業があれば、それをお受けになるのもよいでしょう。ただし、日本から編入した生徒や国語力のある生徒が同じクラスにいると、そちらのレベルに合わせた授業になりがちです。学校内の授業の様子はおうちの方からはなかなか見えない部分でしょうから、「何(何年生レベル)を学習しているのか」「それに対する取り組み状況はどうか」など見ていく必要があります。
学校教育で国語は「読む」「聞く」「書く」「話す」をバランスよく学習することが意識されますが、「話す」「聞く」はともかく、「読む」力も不十分なのに「書く」ことばかりやっている授業もありました。学校の学習内容に追いつかず、自分の中の語彙が伸びていないのに書こうとしても、なかなか文章のレベルは上がっていかないですね。そして、そのような勉強をし続けるのはたいていの子どもたちにとって苦痛なことだし、それが原因で日本語の学習を避ける場合もあります。
よって、学年相応より下のレベルをやらなければならない子どもたちには、今の学習レベルに合わせた細かいサポートが必要です。インターナショナルスクールにお通いの方の国語力は本当に千差万別ですから、その子の国語力を伸ばすのにまず必要なことは何か、どのようなやりとりを通してどんな力を伸ばしていくべきかを考えながら、長期に渡って取り組む必要があります。
あせすにはインターナショナルスクールに在籍しながら国語を学びたいという方が多く通ってくださっています。もし同じようなお悩みがあれば、ご相談ください。

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