はじめての習い事。子どもが慣れてくれるか心配【バンコクおやこ相談室2025年6月号】
- あせすトンロー個別学習院
- 6月3日
- 読了時間: 3分
【今月のご相談】
小学校低学年の子どもを日本人学校に通わせています。そろそろ夏休みですが、今年は日本へ帰らずタイで過ごします。外遊びの機会が日本と比べて少ないためかストレスをため込んでいるようにも見えるので、時間が取りやすい夏休みにスポーツなどの習い事もやってみようと思っているのですが、空いている時間に子どもが家でYoutubeばかり見ていると不安を覚えます。塾の夏期講習を試してみたいと思う一方で、子どもが今よりストレスを感じることにならないかと……。
【ご回答】
たしかにバンコクでの生活の中で外遊びができるチャンスは日本と比べると大幅に少ないですね。ふだんはなかなかできないことだからこそ、長期休みに新しいことにトライすることはとてもよいことです。ところで、今はどのような習い事をなさっているでしょうか。習い事は、運動系のものと勉強系のもの(もしくはさらに芸術系のもの)を組み合わせるのが理想的でしょう。今お子様がなさっているものを種類別に振り分けてみてください。重点を置いているものはあってもよいですが、どれもある程度バランスよくやった方が望ましいです。「運動系の習い事に偏っている」などの状況があれば、今後どこかのタイミングで調整を行うのも先々は必要でしょう。
特に、日本人学校にお通い場合、小3までの学習内容は各教科の基礎的な学習です。この期間に漢字、計算で苦手な分野が出てきている場合、小4以降に苦労をしてしまいます。この場合、必ずこの夏休みを勉強に使いましょう。学習塾によっては季節講習内容を選べる場合がありますので、塾の先生に相談してみましょう。
今は困ってないとしても、小3・4からの学習では、国語だと必要な語句の知識がぐっと増えたり、算数だと文章題のレベルが高くなっていったりすることから、「今は困っていないから、よい」ではなく「今は困っていないけど、少しずつ準備をする」という考えの方が今後も苦手な部分は出てきにくいですし、出てきたとしても限定的なことが多いので、カバーもしやすいでしょう。
また、お子様が例えば学習塾などの新しい環境にすんなり慣れてくれるだろうか?という不安をお感じになるのは当然のことと思います。ほとんどの学習塾で小学校低学年の場合、夏期講習はあっても数日というケースが多いでしょう。また、集団塾、個別塾など形態はさまざまですから、どんな環境であればお子様がストレスなく、前向きに学習できそうかを探して試してみるのもよいでしょう。これもある意味長い休みだからこそできることです。
お子様は学校に週5日、毎日6~7時間通っています。普段学校にいる時間の半分くらいは勉強や運動に時間を使ってもゆとりのある夏休みにはなるでしょう。お子様のペースに合わせて、「休む」「遊ぶ」「学ぶ」のメリハリのきいた夏休みにすることができるとよいですね。
私たちあせすトンロー・プロンポン個別学習院では、個別指導という環境を生かし、週の日数、1日の授業時間数などをお好みで決めることができます。また、お子様の現状や今後の目標に合った学習プランを立て、お子様の授業中のご様子などを見ながらスピードやレベルを調整するなどして、一人ひとりに合った授業になるように心がけています。お子様の学習面で困ったことがあれば、ぜひご相談ください。(定員に達した場合、受付を終了いたします)
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