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短い冬休み、どう過ごすのがいいのかな?【パノーラおやこ相談室2023年12月】

【今月のご相談】

小学校4年生の子どもがいます。算数の計算問題を解くのが少し遅く、本人が苦手意識を持ち始めているようなので、冬期講習に通わせてみたいと考えています。その一方で、我が家では年末年始の1週間だけ日本へ一時帰国することも検討しています。まだ受験などを考える学年でもないので、お正月くらいは日本のおじいちゃん、おばあちゃんに会わせてあげたいと思うのですが、このような場合にも冬期講習を利用する方法はありますか?


【ご回答】

 ご質問いただき、ありがとうございます。回答させていただきます。


 今年も残り1か月ですね。インター校だと今月半ば、日本人学校も23日から冬休みに入ります。インター校生にとっては夏に次ぐ長い休みです。また、日本人学校生にとって冬休みは比較的短い休みではあるものの、学年のまとめで学習難度が高い単元がそろう3学期に向けて、弱点の克服や3学期内容の先取りをしておくことは今後への大きなプラスとなります。


 小学生のお子様の一時帰国前後での冬期講習をご検討とのことですが、どこの学習塾でも年末年始の数日間はお休みとなっているケースが多いので、冬期講習日程を問い合わせてみましょう。また、集団指導塾の場合、授業日程の家庭都合での変更はできませんが、個別指導塾の場合、日程・時間帯の調整がききやすいはずです。冬休み中も習い事があったり、比較的長めの一時帰国をされたりする場合は、個別指導塾の方がより効果的な冬期講習とできるかと思います。


 また、お子様は小学4年生ですね。現在の小学校の学習内容を考えると、特に算数において4年生の学習が非常に重要です。小5・6で学習する内容のほとんどの基礎的な内容を小4で扱うからです。小4の算数においては「わかる」では不十分で「できる」状態にまでもってきておかねばなりません


 冬休みは短めの休みですから、何に力を入れるのかを明確にしてそこに力を注ぐことが大切です。そして、その内容は自分の弱点克服か、もしくは日本人学校生であれば3学期の先取りとすべきでしょう。お子様が達成感を持ちつつ新年を迎えて「2024年もがんばるぞ!」と感じてくれることが、新年の好スタートにつながります。


 ただ、お子様の現状の学力を学校のテストだけで測ることは難しいでしょう。学習塾ではテストなどを通して現在の学力を診断することができるでしょうから、今までの学習事項の理解度を確認し、不十分なところを強化していくことができれば、小5以降の学習につながるはずです。


 集団指導塾では、塾において冬期講習をどう位置づけているかにより、カリキュラムが予習型だったり復習型だったりしますし、自分の理解が不十分なところに時間をかけてくれるとは限りません。上記の学習診断でのもれぬけが多くの単元でみられる場合は、個別指導塾の方がおすすめです。


 私たちあせすトンロー個別学習院では、冬期講習を12月1日からスタートさせることができます。冬休み中の一時帰国が長いなど予定がつまっている場合は、その前後を使って指導させていただくこともできます。師も走るほど忙しい12月ですから、早めに目標に向けて計画を立て、その目標を実現できるように進めていくことが大切です。


 また一時帰国が長い場合は、その期間内に漢字・計算・英単語などの基礎学習を行うようにしましょう。1日15分でも、週に数回でもよいでしょう。全くしないのと少しだけでもしておくのでは、その先が大きく変わります。冬休みが「楽しかった!」となるのは大切ですが、それだけではなく「充実していた!」「がんばれた!」という気持ちも感じられる冬にしていただきたいものです。

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