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執筆者の写真あせすトンロー個別学習院

室長木原のひとりごと Vol.10

2018年7月23日14時16分。埼玉県熊谷市で41.1℃を観測して、2013年8月12日に記録した高知県四万十市江川崎の41℃を上回る日本歴代最高気温となりました。

5年ぶりの更新であり日本一奪還です。この日は、東京都青梅や群馬県桐生、埼玉県寄居など多くの場所で過去最高気温を更新しています。原因は複数の要因が重なったようです。まず、二つの高気圧が重なり、前日も好天気で日照時間が多く、気温が下がり切らずにその日を迎えたそうです。また、風が山々を越えて麓に下りて気温が上がるフェーン現象も加わりました。



少し調べてみました。最高気温20傑の中の13ヵ所が2000年代に入ってからの記録です。逆に最低気温20傑の中で2000年代に記録したのは一ヵ所しかありません。地球温暖化は確実に進んでいると言えるのではないでしょうか。



ただ、記録というものはいつかは破られるものです。例えば、男子100m走。現在の世界記録はウサイン・ボルト選手の9秒58です。人類が初めて10秒の壁を突破したのは、1968年。今から50年前の出来事です。ここでふと想うことがあります。記録はどこまで更新されるのだろう?と。人類は50年で約0.5秒縮めてきました。単純にこのペースでいくと、50年後には世界記録が8秒台になっているかもしれません。1000年後には0秒台?いくらなんでも単純すぎますが、では1万年後ならそうなるのでしょうか?それとも、どこかに限界があるのでしょうか?だとすればそれは何秒なのでしょうか?仮に、その限界記録があったとして、0.001秒でも破る選手は出てこないと言い切れるでしょうか?



人類の進化と記録の更新。それと存在するかもしれない限界。ちなみに日本人最高記録は

桐生祥秀選手の9秒98。日本人が世界最高を記録する日は来るのでしょうか?!

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